女性が考えた、女性のための家。株式会社 石井工務店

高断熱性能

高断熱性能

IC-P工法 冬は暖かく夏は涼しくより快適に

壁に採用している断熱材「高性能グラスウール24K」はなんと完全受注生産品で、北海道でもごく一部の住宅しか使用していない特別な断熱材です。
下の写真・左側が高性能グラスウール24K、右側が一般のグラスウール10Kで、密度が大きく違います。繊維の密度が高い断熱材を使用することで、より暖かい空気を留めておく層が多いことにより、外気の寒暖を抑える効果が高くなります。
高性能グラスウール24K
柱と同じ12cmの断熱材を入れます。そのままでも充分自立しますが、さらに床から60cmおきに耐震強化も兼ねた「脱落防止材」を入れます。
これで断熱材がずれるのを防止します。

断熱材は性能にこだわり受注生産

北海道で一部しか採用されていない高性能グラスウール24Kを標準採用
欧米先進諸国において広く普及している断熱材グラスウールは軸組内部で隙間ができにくくコストパフォーマンスにも優れ日本で50%以上、アメリカでも75%以上の実績があります。石井工務店は国内でもまだ北海道など一部でしか採用されない高性能グラスウール24K断熱材(厚さ120mm)を壁面に施工し高断熱化を図りました。
高断熱によって実現する快適な住まい
太陽SUNは、日本初の高性能グラスウールです。北海道で開発され、発売当初より16K品ばかりではなく24K品もラインナップしていました。
この24K品は北海道でも採用している工務店はまだ一部です。北海道以外で率先して太陽SUNの超高性能品をご採用いただいていることは、お客様の豊かな生活環境を大切にしているからで、これからの省エネ義務化のさらに先を行く技術力があるからこそです。
不燃性
有毒ガスの出ない、安全な不燃材料
グラスウールは、不燃のガラスを主原料としており、火災時の延焼防止の一助となる断熱材料と言えます。
また、燃焼時に猛烈な発煙有毒シアン系ガスを発生しないため、避難時の安全確保にも有力な建築材料と言えます。
  • グラスウール

  • 硬質ウレタンフォーム

耐久性
経年変化が少なく、長期間性能を維持
グラスウールは、高温多湿条件でも形状安定性に優れた断熱材料です。プラスチック系断熱材のような温度変化による収縮等の変形が見られず、断熱欠損のない安定した断熱性能を発揮します。写真は、高温多湿条件を再現したオートクレープ法による促進試験結果を示しています。
(温度:108℃、湿度:100%、1時間暴露)
  • グラスウール

  • 発泡ポリスチレンフォーム

天井
セルローズファイバー
セルローズファイバーとは天然の木質繊維が主原料なのですが、実は新聞店などで売れ残った新聞をリサイクルしたもの。限りある資源を有効利用し、環境への負荷を極力おさえるサスティナブル(持続可能)な社会にマッチした断熱材なのです。セルローズファイバーの木質繊維は、繊維の絡み合いで空気を抱えるのに加え、一本一本の繊維の中にも空気胞があり、素材の高い断熱性と隙間のない施工で確実な断熱性が得られます。また、木質繊維のやわらかく、軽い素材は優れた防音性を持ち、室内のプライベートな音の漏れや屋外の騒音などの防音対策に効果的です。さらに木質繊維には吸放湿性もあり、周囲の温度・湿度に応じて、調湿してくれます。透湿抵抗(湿気を通しにくい度合い)が高いため、結露防止にも効果を発揮します。

天井断熱のスキマ5%で断熱効果は50%ダウン

ちょっとのスキマでこんなに違います!
マット状の断熱材ではどうしてもスキマが生じて断熱効果が激減していました。セルローズファイバーは熱の逃げ場が無いので高い断熱効果が得られます。
  • 天井のスキマと断熱効果の関係

1000℃のガスバーナーで1分間燃やしても中はそのまま
しっかりと難燃処理を施してあるので燃えにくく、炎をあてても炭化していくだけ。万が一火災が発生しても、延焼を遅らせる効果もあって、さらには天然素材なので有毒ガスも発生もありません。

天井裏は換気のダクトや配線等があり、隙間なく断熱材を入れるのは困難です。ブローイング(吹き込み)工法なら熱の逃げる隙間を作らず、どんなに狭く複雑な天井裏でも簡単に施工することができます。