女性が考えた、女性のための家。株式会社 石井工務店

基礎断熱工法

基礎断熱工法

岩手県立大学と共同研究

基礎断熱とは

床下断熱に代わる断熱技術として外国で生まれ、日本では北海道で検証を重ねたのちに寒冷地での効果を認められ昭和50年代に工法が確立されました。石井工務店ではその基礎断熱工法を岩手県立大学の研究機関との共同開発によりさらに進化させました。
  • 足元から暖かく石井工務店には床暖房はいらない!

床下断熱時
床下断熱工法
施工のしやすさから基礎断熱と比べて低コストで施工ができます。しかし冬場の冷気は床下に入り込み、冷やされ続けたコンクリートが蓄冷され室内に影響してしまいます。また、蓄冷されたコンクリートに夏場の暖かく湿った空気が触れ結露を起こすことがあります。
基礎断熱時
基礎断熱工法
床下の気密が取りやすく、外気温の侵入も妨げるので床下を室内に近い温度環境にできます。特に冬場は室温との温度差が少ないため床暖房も不要になります。夏は室内の熱を基礎のコンクリートが吸収することで涼しさを生み、ひんやりとした床下環境を作ります。
岩手県立大学 盛岡短期大学部 博士(工学)

本間 義規

「地中の温度は地下10m程度で一定温度(地域に応じて10~15℃)で安定する特長があり、この特性に着目したのが基礎断熱工法です。住宅の床下を地盤と一体化することで床下温度を安定化させるとともに外気の浸入を防ぎ床下の高湿化を防止できる利点があります。基礎断熱工法を採用することにより冬暖かく夏涼しい、より快適で省エネルギー性にも優れた環境と共生するエコ住宅を実現できます。基礎断熱工法は寒冷地だけでなくその他の地域でも十分な性能を発揮する優れた工法です。特に石井工務店の高水準の高断熱高気密住宅には最適な工法であり、より高い環境性能を発揮することが可能となるでしょう。」

進化の秘密は鍾乳洞にあった!

鍾乳洞は外気温との温度差によって夏は涼しく、冬は暖かく感じます。
年間を通して15℃前後で、一定な鍾乳洞に外気温が30℃から入れば涼しく外気温が0℃から入れば暖かく感じられます。ここに着目し、石井工務店の基礎断熱は考案されました。
  • 福島県田村市滝根町の鍾乳洞
    数多くの鍾乳石を鑑賞できる「あぶくま洞」
    場所:きのこ岩

  • 群馬県多野群上野村の鍾乳洞
    関東一大きい鍾乳洞「不二洞」

  • 冬は暖かい
  • 床下温度
    16~17℃
    相対湿度
    30%~40%
  • 従来床断熱は
  • 床下温度
    0℃
    相対湿度
    55%~70%
  • 夏は涼しい
  • 床下温度
    19℃
    相対湿度
    75%~85%
  • 従来床断熱は
  • 床下温度
    22℃
    相対湿度
    85%~95%

石井工務店の基礎断熱工法は

外周の立ち上がり内部厚さ115mm(※1)、ベタ基礎部分の外周から1mまでに厚さ50mmで発泡ウレタン(※2)を吹き付け、基礎内に外気の侵入を防ぎます。それにより地下の安定した温度を基礎内(床下)に反映させることができます。
また、基礎内の換気についても換気システム(排気)を導入し、湿気対策も万全です。自然エネルギーを最大限に利用し1年中快適な暮らしを実現。さらに冷暖房費を抑える事ができるので、家計にも優しい工法です。
  • ※2(外周から1mまで50mmの厚さで吹き付けます)

  • ※1(立ち上がり内部115mmの厚さで吹き付けます)