貫イゲタ工法は木の持つ特徴を最大限に活かし、壁の耐力を強化しました。鋼のように強くてねばりがあり、環境にもやさしい構造です。1階と2階に梯子(はしご)状に東西・南北に組み込むことにより、壁耐力とねばりを大幅に増加しました。
貫イゲタ工法の金物や、釘の太さや長さが決められているので適正な物を使用しているか見ています。
住まいづくり実践隊
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構造について(在来軸組工法)
2021.01.27 07:30 工事部こんにちは。石井工務店 工事部です。
今回は、構造について(在来軸組工法)です。貫イゲタ工法全ネジ式通しボルト地震時に建物が基礎からずれることを防ぐために、基礎と土台をつなぐ「アンカーボルト」、さらに建物を基礎から2階の桁まで固定する「通しボルト」を建物四隅に施工して建物を強固に一体化します。
金物やナットはきちんと絞められているか、緩みはないか見ています。現代差鴨居式工法構造組の段階で窓枠のマグサとよばれる差鴨居部材を柱と同じ120mm(12cm)の太さにし、羽子板ボルトで固定します。そうすることで、地震による横揺れに対し安定した復元力を発揮し、強い枠組みが完成しました。
差鴨居にねじれがないか、固定する羽子板ボルトはきちんと締まっているかなど見てます。今回はここまでです!
次回またお楽しみ下さい!
【次回】グラスウール24Kとは全て見せます!石井工務店のすまいづくり