☆ ☆ 久しぶりに大奥 田母の神でございます。☆ ☆
初夏の福井県、石川県へ行って来ました。
今回の旅は結果的に曹洞宗めぐりとなりましたが、すばらしい日本の建築物にふれることができて心が洗われました。
一番目は「除夜の鐘」で有名なお寺の「永平寺」です。
道元禅師がお釈迦様から坐禅の正しい仏の教えを受け継がれて日本に帰り京都から越前の国(福井県)に移り開かれました。約760年前に建てられ大小70余りが建ち並び見事でした。今では、曹洞宗の大本山で僧侶の育成と檀信徒の信仰の源となっています。
二番目は「総持寺祖院」です。こちらも約700年前と古く歴史があります。境内をめぐれば、古色蒼然とした山水や樹影の情緒に心が洗われます。現代人が忘れかけている「日本の心」といいますが、町では決して感じられない空気がここにはありました。
三番目は国宝「高岡山瑞龍寺」です。加賀二代藩主 前田利長公の菩提をとむらうため三代藩主利常公によって建立されたお寺です。こちらに建ち並んでいるものは、国宝、重要文化財、県指定文化財と大変貴重なものばかりが残されております。
最後に奥能登の重要文化財「時國家」を見てきました。こちらは二年前の大地震時には釘一本も使用していない古い建物ですが、とても頑丈でびくともせず、壊れなかったということでした。
しかし、現代の家とは格段の差が有り冬は寒くて住む家ではないと思いました。
やはり、高断熱、高気密の家は良いですね。
日本の文化、建物の素晴らしさをあらためて知ることができ、良い週末をおくれました。それでは、また4ヶ月後に。