石井工務店住宅性能講座 講座2

匠の技術が集約された 地震に強く、 長持ちする住まい

国の耐震基準をクリア 震度7に耐える基礎を実現するこだわり。

住宅の耐震性能を高める技術

(1)スーパーワイドベタ基礎工法

地盤と建物の基礎部分をコンクリートと鉄筋で一体化するベタ基礎工法にさらに耐震性・耐久性を高めたIC-Pスーパーワイドベタ基礎工法を導入。家全体の荷重をベタ基礎部分全面で支えることで分散し基礎まわりの不同沈下も防ぎます。また建物と基礎を密着・連結する高強度のアンカーボルトで土台と建物をがっちりつなぎ止めます。

(2)通しボルト

地震には縦方向と横方向があり、当社では縦方向に「ホールダウン金物と通しボルト」を採用して強固に対応。また横方向には壁の中に「筋交い」を入れています。

(3)ハイベストウッド

建物の四隅には「ハイベストウッド」を採用・施工します。このことにより「筋交い」の壁倍率の2.8倍の耐力壁となります。

住宅の耐久性をさらに高める技術


  • 遮熱透湿防水シート
(1)遮熱透湿防水シート

外部からの水(雨)の侵入を防ぎ、万が一壁内に湿気が入った場合も外部に排出します。夏には太陽からの照射熱を防ぎ、冷房効率が上がり節電にも効果的です。

(2)壁内通気層構造

壁内部の木材や断熱材に湿気が押し込められ結露が発生することを防ぐため湿気を排出する壁内通気層を設けました。この通気工法により木材の腐れを防ぎ耐久性を高めます。

スーパーワイドベタ基礎工法 不同沈下を防ぎ、住宅の耐久性・耐震性能を格段に向上します

壁一般的に家を建てる場合に地盤と接する基礎部分を形成する方法には布基礎工法とベタ基礎工法があります。布基礎は地盤と土台が数カ所の基礎で建物を維持しているのに対し、ベタ基礎は床下全面にコンクリートを打ち強固な土台を形成する方法です。ベタ基礎工法は従来の鉄筋コンクリートマンションやビル工事で一般に取り入れられている工法です。ベタ基礎にすることで地盤が軟弱な場合に発生する不同沈下を均等化させ被害を最小限にくい止めることが可能です。また、地盤改良が必要な場合も、基礎形状の変更はありませんので、布基礎を採用しているメーカーに比べ、費用は安くすみます。

従来のベタ基礎工法をさらに耐久性・耐震性を高めた スーパーワイドベタ基礎工法を導入しています。


  • 砕石地業

  • 鉄筋工事

  • 基礎一体型RC束

  • 外周コーナーのハンチ
(1)砕石地業

家を建てる敷地の最も下になる部分には打設するコンクリートの強度を高めるため最大40ミリ程度の砕石を厚さ150ミリにわたり全面に敷設します。

(2)防湿シート敷設

住宅の気密性を確保するためにも使用される高性能防湿気密シートを砕石全面の上にカバーします。防湿シートにより土壌中の湿気の床下への侵入を防止します。

(3)鉄筋工事

ベタ基礎の耐久性・耐震性を高めるのに不可欠な鉄筋は、直径10mm,13mm,16mmの3種類を必要な箇所に合わせ組んでいきます。(20cmの升目になるように配筋)

(4)コンクリート打設

コンクリートは高い強度を発揮するFc=21N/mm²を使用し打設します。

4月〜11月 21N/mm²
12月〜3月 27N/mm²
(5)基礎一体型RC束を施工

通常の住宅建築では住宅の床下木材を支えるために束石(つかいし)を使用していますがこれは基礎部分と一体でないため地震の揺れによる移動やずれが生じる危険があります。プレジデントホームは束石を基礎と一体化することで耐震性を向上、さらに束部分と木材をアンカーボルトで強力に接合します。

(6) 基礎の外周コーナーをハンチ施工

地震で生じる水平のねじれやひねりの力が加わりやすい外周コーナーは三角柱状のハンチ施工で補強します。

当社オリジナル マス組工法 24㎜合板とマス組構造(910㎜×910㎜)だから荷重、横揺れにも強い

石井工務店ではこれまで、床下に910mm間隔で碁盤の目のように木材を組み込み、その上に厚さ24mmの構造用合板、そしてフローリングを貼る施工をしてきました。(1階)これだけでも十分な強度がありますが、今回さらに、910mm間隔の間に木材を組み込み、構造用合板へのビス打ちを1.5倍にすることで、耐震性能をさらに高めています。また、二階には階下への音を軽減するために9mmのプラスターボード(遮音材)を入れて施工しています。

ハーフプレキャスト式ベタ基礎工法 工場で基礎をつくる新工法

新基礎工法はここが違う!

●品質管理の整った工場での製品製造だから、ミリ単位の施工制度を実現。
●基礎を組み立てるという新発想の住宅基礎工法。
●石目模様で、美しい外観を実現。
●現場での型枠組を大幅に削減し、工期を短縮。

現代差鴨居式工法 日本古来の建築工法を現代に再現

古来、神社や仏閣は差鴨居式工法を利用して建築されていました。釘を使用しなくても、長い間ビクともせず存在しております。
当社はこの工法と現代の工法を融合させ、耐震補強、構造補強を強固な物に実現させることが出来ました。
最近の住宅は横揺れの耐力壁として、壁面を主とした工法が主流です。しかし、当社は今回、壁面は元より、日本の伝統工法である現代差鴨居式を採用することにより、開口部の強度を増す事が出来ると考えました。
さて、差鴨居とは、柱に背の高い部材をホゾ差して組み込む事を言います。日本の伝統住宅でよくお目にかかる事が出来ます。(古代住宅─図1参照)
当社は、構造組の段階で差鴨居部材を組み込むことで、木質のラーメン構造的な意味と考え、地震による横揺れに強い軸組みが完成したのです。それと同時に高断熱・高気密住宅に大切な窓部分の歪み等を守る事が出来ます。

貫イゲタ工法 伝統工法の良さである“貫”の抵抗形式を活かす

石井工務店は、木にこだわり木の良さを研究し、家づくりを行っています。貫イゲタ工法も木の持つ特色を最大限に活かし、壁の耐力を強化しました。木の特徴を活かしながら鋼のように強くてねばりがあり、かつ軽くて環境にもやさしい構造です。1階と2階の家の中心部に梯子(はしご)状に東西・南北に組み込むことにより、壁耐力とねばりを大幅に増加しました。現在では壁耐力は十分ですが、さらに大きな地震にも安心して住める家になりました。

 

工学院大学との共同実験でさらに強く進化する工法


工学院大学
建築学科・工学部 教授
宮澤 健二 教授

地震の時どういう抵抗をするかっていうこと。計算では上手くいけば良いが新しい工法は実験をやるのが一番。「貫イゲタ工法」は横から押した時に変形しやすいが最大耐力に達してから、いつまでも抵抗する。中地震に対しては損傷を防止し、そういう形で設計するが、大地震にに対しては倒壊して人命が損なわれることがないように、設計する。強度も大事だけど、もっと大事なのはねばり強さ。変形しても倒れないこと。貫イゲタ工法はねばりが十分ありました。地震で建物が変形しても、倒壊せず、ねばる力があれば人命が助かる。近年は予想外に大きな地震が発生している。少し耐力に余裕が欲しい。

 

タイトニックとクリカッター

写真左がタイトニック。バネが付いており、万一地震などで結合部分が緩んだとしても、バネが作用し緩まず、がっちりと木材と結合しております。地震などに影響を受けやすい部分に採用しています。また、写真右の金具は、クリカッターといい「座掘」がいらない金具で、木屑が少なく、欠損部分も少なくて済むことにより、木材と緊密になります。

 
 
 
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