住まいづくり実践隊
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住宅基礎コンクリート保護について
2017.09.24 00:00 工事部こんにちは。今回担当のMです。
前回のブログでは白化現象のお話でしたので
今日はコンクリートの保護を考えてみました。
現在、弊社では基礎工事で出来上がったコンクリートの保護はハウスシューズという商品で
保護しています。2015~6年頃から切り替えました。
前回の記事を参照
で、本題です。住宅基礎コンクリートの方法は大きく分けて4つになります
1、何もしない(コンクリート事態の耐久性のみ)
2、モルタルで仕上げ(うす塗や樹脂モルタルでの塗り付けも含む)
3、樹脂モルタルの上に塗装
4、不陸調整して塗装
に分けられます
現在の弊社は3番に当たります。多くのハウスメーカーも3もしくは4が主流です。
1の場合はコンクリートの中性化(劣化)が怖いです。
2の場合もモルタルの劣化があった場合同じように基礎コンクリートに影響が考えられます。
で、保護いう意味では、風化や中性化を防ぐ、影響させないのが目的になると言えます。
コンクリの寿命は一概に言えないのですが、通説では幅が広いですが30年から100年(配合による)と言われています。少しでも延命をするためには知らないかでも多少は知識を持っていた方がいいと思います。
2~4は一応コンクリートが外気に触れないので保護されているので、表面に劣化などの変化がない場合は安全だと判断できます。
問題は1の何もしていない素地仕上げ場合です。20年くらい前までは多く見られたのですが、最近はまったく見なくなりました。プロに頼み費用をかければ、すぐにでもできますが、安くない費用ですよね。もし、自分でやる気がある方はDIYでもできますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
比較的簡単なので下記を参照にしてはいかがでしょうか
基本的な施工の流れの動画(基礎ではないですが、工程手順は同じです)
でどんな材料がいいかといいますと参考ですが、日本ペイントの材料
上記の動画を見て、材料を理解してからこの動画を見るとよりよく解ります
どうでしょうか、参考になりましたでしょうか。
今回はここまです。ではまた
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白華現象
2017.09.09 00:00 工事部皆様ブログをご覧頂きありがとうございます♥
今日は、基礎の白華現象についてお話ししたいと思います。
そもそも白華現象とは何か?
『モルタルに含まれている水酸化カルシウムが、雨水などに溶けて表面に移動し、空気中の二酸化炭素等と反応し、炭酸カルシウムになる現象・・・"(-""-)" 』
わかりませんよね((+_+))
画像で見ると、こんな感じです。
コンクリートの白華現象はエフロレッセンスとも言い、基礎が白っぽくなります。
一般的には日当たりが良い南面で起こりやすく、気温の低い冬場に発生しやすいと言われています。
梅雨やこれからの秋の長雨時期に降雨量が多く湿度が高い日が続くと発生する可能性が高くなったりもします。
この現象は中々防ぐことはできませんが、製品上はご心配なく(^_-)-☆
でも、気になりますよね(>_<)
じゃあ!どうやったら落とせるのか?
2~3年位かかりますが、自然環境でも消えていく場合もあります。
つまり雨で流されていくのです!(^^)!
でも~、消えないときはどうするか?
①先ず、水洗いをします。
②次に希釈酸で洗います。
↑難しい言葉ですね。家庭用の酸性洗剤を薄めたものでもOKです。
③最後に、十分に水洗いをします。
(絶対にやってください)
理由はアルカリ性コンクリに酸性を使うと中性化に繋がります。
コンクリは中性化を嫌います。
例えば、発生したばかりであれば、やさしくブラッシングしながらの水洗いでも落とせます。
コンクリートは強いアルカリ性ですから、酸性に触れることは決して良いことではありません。
ですから、どうしても気になる時にお試し下さい。
また、メンテナンスの豆知識をお届けさせて頂きます。
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