女性が考えた、女性のための家。株式会社 石井工務店

建築豆知識

  • 今年もお世話になりました。

    2021.12.20 11:05 A.K
    いつも建築豆知識のブログをご覧頂き有難うございます。
    今年一年は皆さんにとってどんな一年でしたか?
    ここ最近は自粛ムードのなか暗いニュースが多く感じましたが、「松山選手の日本人初のメジャー制覇!」「東京オリンピック開幕」「大谷翔平選手のリアル二刀流」などなど明るいニュースや感動も多くあった一年かと思います。
    最近は緊急事態宣言も解除され、少しずつ世の中に活気が戻りつつありますね。
    まだ、新型のウィルスが懸念されているので対策は必要ですが、来年は今年以上にいい一年になることを願っています。
    来年も引き続き建築の豆知識を発信していければと思いますので、どうぞお楽しみに!
    改めて、今年一年大変お世話になりました。
    また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

    よいお年を。
    建築豆知識
  • 町並みを綺麗に保つために、、

    2021.12.11 16:00 白河展示場 A
    今年最後の建築豆知識を担当させて頂きます、白河支店のAです。
    リフォームプラザから白河に転勤になって、もうすぐ一年になります!

    白河に来てまず思ったことが、町並みが綺麗、だということです。
    そこで今回は、町並みを形成する「景観」ついてお話ししたいと思います。
    皆さんは「景観」という言葉は聞いたことがあると思いますが、言葉の意味自体を説明できますでしょうか。

    景観」という言葉は「」と「」に分けられ、
    」・・・「景色」「眺め」
    」・・・「観察」

    このような意味があります。すなわち、綺麗な景色を観察して見ている本人が綺麗だと思えば、それが「景観」になるのです。きれいな景観を作るための白河市の政策の一つを紹介します。
    白河市には「白河市景観まちづくり協定」があり、主な内容としては、新築する際の建物の形色彩緑化などが決められています。市内には協定を結んでいる地域が4ヶ所あり、そのうちの2ヶ所の写真が以下のものになります。
    町並みが綺麗に保たれていると若い方たちが地元に残りたい一つの理由にもなり、観光客が訪れ、町に活気が出てくる要因にもなり得ます。
    みなさんも自分の住んでいる町の何気ない風景を少し気にして見てみると、新たな発見綺麗な景観に出会えるかもしれません。
    リフレッシュに町を歩いてみるのもオススメです!

    次回もお楽しみに!
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  • 都市計画法に於ける区域

    2021.11.12 10:24 BB
    ご無沙汰しておりました,設計部のBBです、宜しくお願いします。
    今回は都市計画法における区域区分の役割等について、お話ししたいと思います。
    土地は、都市計画が策定されている、都市計画区域それ以外の区域(都市計画区域外)に分けられます。
    都市計画区域内においては、都市や町を形成する上でのガイドライン的区域を定めております。
    よって都市計画区域外においては、建築に対して大きな制約は無く建築できるエリアとなります。
    都市計画区域内は大きく三つの区域に指定されている、一つが市街化区域、一つが市街化調整区域、そしてもう一つが区域区分未設定都市計画区域(無指定区域、準都市計画区域)になります。
    市街化区域は字のごとく、市街地を形成する上でのエリヤ分けやインフラ整備を優先的に構築していく区域で、さらに細かく「用途地域」により分類されています。
    市街化調整区域はランダムに市街化が膨張するのを抑制する区域であり、原則新な居住、建築が許さない区域になります。(許可制により建築可能)
    区域区分未設定都市計画区域は特に市街化区域、市街化調整区域の指定をしない区域で、自然的に市街化が形成される区域です。(「用途地域」の指定があります)
    これから土地を探して住宅を建てようとお考えの方は都市計画区域等を踏まえて敷地選びをされてはいかがでしょうか、「用途地域」については又の機会にいたしましょう。

    追記
    山小屋は勝手に建築できるのか、建築確認は必要なのか❓
    おそらく山は都市計画区域外と思われるので、用途、規模、知事指定の区域にも依りますが、建築確認は不要(建築基準法4号建築物に限る)と思われます。
    以上で終了です。
    次回は土地の「用途地域」,土地の「地目」と建築についてお話ししたいと思います。
    それではまたの機会までお元気で。
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  • ウッドデッキのお話し

    2021.10.15 17:52 U2
    家を建てるにあたって、庭にはウッドデッキが欲しい、作りたいと考えたことがあると思います。
    天気のいい休日はそこでブランチ、BBQと・・・

    今回はウッドデッキについてのお話です。

    ウッドデッキを作る材料は天然木と人工木。と大きく分けると二種類になるかと思います。天然木は木目の美しさ、高級感があります。又耐久性が高く、風合い・温もり等を楽しむメリットがある一方で、腐食やシロアリ被害などの為、定期的なメンテナンスが必要になります。
    人工木はメンテナンス等が比較的少なくなる一方で、夏は熱く、冬は冷たく、風合い・質感を楽しむ的な付加価値は少ないかもしれません。
    天然木は人工木に対して、イニシャルコスト・ランニングコストでは若干不利。
    DIYでウッドデッキを天然木で作りたい方は、ソフトウッド系のホワイトウッドやレッドシダー等の加工の楽な材料を選択したほうが良いですね。
    ハードウッド系のウリン「アイアンウッド(鉄の木)」やイペは、耐久性・防虫性も高い分価格も高く、加工性も低いです。
    予め下穴を開ける必要があるのですが、ドリルのビットが短時間で使用不可になる事も・・・ 但し、大型施設や海ほたる等の公共施設で使用されたりと信頼性は高い物ではあります。
    ↑がウリンのカットサンプルです。
    ※「ウリン」も「イペ」も木材の名前です。
    ウリンは身近(?)なところではディズニーシーのウッドデッキでも使われてたりします。
    余談ではありますが、掃海艇(そうかいてい)という船舶があり、磁器機雷に対するため船体にウリンやイペを使ったり、又、通常船舶の甲板には防水性・耐久性の高い材料として使われています。
    話が少しそれてしまいましたね。人工木には人工木の良さがありますが、天然木にこだわったウッドデッキで経年変化の味わいを楽しむのも一興かもしれませんね。
    以上、今回はウッドデッキについてのお話でした。
    それでは、また次回をお楽しみに。
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  • 面積効果について

    2021.09.10 15:00 リフォームプラザ I・J
    リフォームプラザ設計部 新人のI・Jです。
    初めて記事を書かせ頂きます!

    今回は家づくりをする上で少し知っていると役立つ「色彩」についてです。

    「面積効果」ってご存じですか?

    「面積効果」とは、同じ色であっても面積によって見え方が異なるという現象のことです。
    一般的に、面積の大きいもののほうが小さいものに比べて、明度、彩度とも高く見えます。

    この面積効果を知っていると家づくりのどこに役立つのかと言いますと外壁や壁紙を選ぶ際に役立ってきます!

    外壁や壁紙を選ぶ際、実物の大きさを見て選ぶことは難しいと思います。

    一般的に壁紙などの色を決めていただく際はカタログA4サイズのサンプルを見て選んで頂くのでサンプルと実物の見え方に違い出てくるということになります。
    画面上では分かりづらいかと思いますが、実際に小さいサイズと大きいサイズのサンプルの画像見比べてみると大きいサイズのサンプルの方が少しだけ明るく見えると思います。
    この面積効果を知らないで壁紙や外壁を選んでしまいますとイメージと違ったということになりかねません。
    家づくりをする際、今回紹介した面積効果を思い出していただいて少しでも良い家づくりをしていただければ幸いです。

    以上、今月は「色彩」についてでした。

    次回をお楽しみに!!

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