「神棚」について
2021.01.12 17:02
リフォームプラザ A
リフォームプラザ設計部 新人のAです。
初めて記事を書かせていただきます!
皆さん、年末に神棚の大掃除をしたり、お正月には正月飾りをしたのではないでしょうか。
今回の豆知識は「神棚」についてのお話です。
神棚は、一般的に清潔で明るい場所かつ、家族がいつも集まる場所に
「南向き又は東向き」で目線より高い位置に設置するのが良いとされています。
その理由としては、南は太陽の光が最も当たる方角であり、
「天子は南面し、臣下は北面す」にもある通り、天皇が北を背にして南を向くことで、
位の高さを示していました。
東は太陽の昇ってくる方角、即ち一日が始まる方角で、勢いのあることを象徴しています。
また、神棚の上部に取り付ける木製の装飾部分は「雲板」と呼ばれ、
神棚が一番高い天界でこの上には存在しない、と神様に対して敬意を表します。
「雲板」については、神棚が極端に小さい場合などに取り付けることが困難な場合があります。
その際は、半紙に「雲」と書き、神棚から見て正面になるように天井に貼り付けることで、
雲板と同じ意味を待たせることができます。
家の作り上「南向き又は東向き」にお祀りできない場合は、神棚をトイレと背中合わせに
置かない、神棚の下を通らない、2階の部屋の出入りするドアの下に置かないなどを考慮し、
毎日、お参りすることを考えて場所を検討しましょう。
以上、今月は「神棚」についてでした。
来月もお楽しみに!
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