女性が考えた、女性のための家。株式会社 石井工務店

暮らしの@住まい どっとこむ

  • 渋い色になった酒林を見かけました。

    2011.09.20 10:21 暮らし@住まいどっとこむ
    9月後半になり、割と涼しい日が多くなってきた印象です。
    日差しはまだ強く感じますが、空気は少しひんやりしてきましたね。
    というか朝晩はむしろ寒いです。衣替えをしないと...。

    さてこの時期は秋の行楽シーズンと言われたりしますが、皆さんはどこかお出かけされましたか。
    私はあまりアクティブに動く方ではないのですが、先日ちょっと出かけてきました。
    アート作品を見に。ただ目的地は美術館ではないです。

    群馬県で「中之条ビエンナーレ」という町規模のアートイベントが行われていて、そこへ行ってきました。
    中之条町の施設、商店街、校舎などを使って、アート作品を展示していて、
    入場料なんかもかからず、案内図を片手に町を散策しながら作品を鑑賞できます。

    私がおもしろいなぁと思ったのは小原典子さんの「LOTUS LAND − NAKANOJO」という作品。
    これは古い倉庫が会場になっているんですが、中を覗いてみると...

    暗くて何も見えません。
    しかし少し目が慣れて、うっすらと見える通路を「こっちかなぁ」という感じで恐る恐る進み、
    布に覆われた空間に入ると...

    真っ暗闇の中で、緑色に光った睡蓮の葉と淡いピンク色に光った睡蓮の花がふわふわ浮いてる、
    なんとも夢幻的な光景。その中をぐるりと一周するように、歩きながら見てまわるんですが
    夢の中にいる様なとても不思議な感覚になります。

    アートというと、第一印象が「?」という作品を、
    構図やディティール、物や場所の背景などから意図を読み解く、というイメージでしたが
    そんな考察をしなくても印象的な体験ができる作品で、とても楽しめました。

    美術・アートに明るいわけでもありませんが、
    たまにこうしたものに触れると気分転換になっていいですね。
    インスタレーション作品なんかは、機会を逃すと
    もう見れない(体験できない)ということもありますし、
    機会があれば積極的に見に行きたいなと思います。












    触発されてつくってみました。晩夏のお祭りをイメージして。
    暮らしの四方山はなし